怒りの表現方法は3パターンあるというお話

ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

今回は怒りの種類について

書きたいと思います。

孤独感を感じる
人生のパターン
にはまっている方は

怒りを感じている
ケースが多いようです。

孤独感や寂しさを感じる
ひとりぼっちの人生パターン
を変えるためには

人とのつながり

がひとつの解決策になります。

だからといって
とにかく人と
会えばいいのか、

趣味のサークルなどの
何かのコミュニティに
入ればいいのか、

積極的に
人と関わればいいのか、

と言えば
それは違うと思います。

 

誰も好き好んで、
孤独感や寂しさを
感じている
わけではないと思いますので。

では、
なぜ人とうまくつながれないのか

理由は、

何らかの抵抗

があるからです。

 

なので、
人とうまくつながるためには、

その何らかの心理的な抵抗

を小さくしていく
必要があります。

 

心理的な抵抗には
いくつかのパターンが
ありますが、

その内の一つが
怒りです。

 

怒りについての
理解ができることで、

孤独感への対処の仕方を
学ぶことができる

と私は考えています。

 

前置きが長くなりましたが、
その理解のための説明を
今回は書いていきます。

ここまで書いて
おいてあれですが、

孤独感をお感じの方は
このように思われること
多いかもしれません。

私、怒ってないですから・・・

今回の記事は
そのような方に
ぜひ読んでいただきたい
内容になっています。

知っているか
知らないかで、

これからの人生が
大きく変わるかもしれませんよ。

というのは、
少し言い過ぎですが、

ご興味のある方は
ぜひ続きをお読み
いただければと思います。

 

私が学んだ心理学では、
怒りには3パターンある
と言われています。

以下の3つです。

1.明らかにわかる怒り
2.引きこもる怒り
3.怒られる怒り

順番に説明していきますが、
目次を作りましたので、
ご興味のあるところからで
お読みいただければと思います。

 

明らかにわかる怒り

この怒りについては、
説明の余地がないかもしれません。

誰が見てもわかる怒り
です。

「こらーっ!」

とか

「なにやってんだよっ!」

とか

「全然わかってないっ!」

とか、

いろんな台詞がありますね。

また、

むっとした顔とか、

睨みつけるとか、

そういった表情で、
表現されることもあります。

 

誰が見ても
怒ってるなとわかる怒りが

一つ目の明らかにわかる怒りです。

 

多くの人は、

怒ってますか?

と聞かれると、

この怒りの表現を連想するので、

怒ってませんよ

という回答をします。

自分では怒っていないように
思っていても

実は怒っているケース多いです。

この怒りが自覚できずに、
結果的に人付き合いを
避けてしまったり、

逆に怒られてしまったり、

人付き合いの
悩みの原因になっている
ことがあるようです。

 

あと2パターンの
怒りの表現がありますので、

引き続き
お読みいただければと思います。

 

引きこもる怒り

2つめの怒りの表現ですが、

引きこもり

です。

ピントこない方も
多いかもしれませんが、

引きこもるのは
怒っているから

という捉え方があります。

 

家に一日中
閉じこもる引きこもりを
連想してしまうかもしれませんが、

そのケースでなくても、

普段の生活の中でも、
引きこもりは、
よくあるケースだと思います。

 

むっとした表情は、
まだ、

怒りを感じて
ぐっと抑えたところ
なので、

怒りは感じていますから、
このケースにはあてはまりません。

が引きこもりの
難しいところは、

本人が怒りを自覚していない

というところです。

何かわからないけど、
話したくない

は引きこもりの
可能性が高いです。

会いたくない

も、

楽しめない

も、

引きこもり
という捉え方ができます。

 

つまり、

自覚はないけど
怒っている

怒りを表現する方法の
ひとつとして、

引きこもりという方法
を使っている

そのように捉えています。

 

自覚していない
怒りなので、

怒っているという感覚は、
ないかもしれませんが、

よくよくお話しを
聞いてみると、

すごく怒ってる

ケースがございます。

 

なので、
人と会いたくないけど、

私怒ってるかな?

と読んでいても
まったくピンとこなくても
大丈夫です。

 

心の知識、
考え方の一つとして、

心の片隅のどこかに、
置いていただければと思います。

また、
会いたくないのは
怒り以外の可能性も
ございますので、

一方的に

怒ってるでしょ

と決めつけることは
しませんので、
ご安心ください。

 

怒られる怒り

これが一番、
説明が難しい怒りの表現です。

心理学では、

受動攻撃性

と呼ばれています。

 

自分が人に怒られることで、

自分の怒りを表現する

という怒り方です。

怒られてるのに
怒っている!?

意味不明かもしれません。

 

例えばこんなケース。

いろんなケースがありますが、
あくまで説明のための例です。

登場人物は以下の4人です。

部下Aさん
上司Bさん
先輩Cさん
同僚Dさん

【場面1】

上司B「こらA!、何回言わせればわかるんだ!
また、同じ間違いしやがって」

部下A「すいません、すぐに、やり直します」

部下A(心の声)『はぁ、どうして同じ間違いをしてしまうのだろう、
頭ではわかってるつもりなのに・・・
前の職場でもこうして怒られぱなしたったのに・・・』

【場面2】

先輩C「おいA、この間頼んでおいたあれ、やってくれた?」

部下A(心の声)『しまった、すっかり忘れてた。どうしよう・・・』
部下A「すいません・・・」

先輩C「なにぃできてないって!
これから得意先に打ち合わせに行くのにどうすればいいんだ!」

【場面3】

同僚D「お前見てると、なんか気分が悪くなる」
部下A『そんなこと言われても・・・』

部下Aさん
ものすごく怒られてますね。

このケースの場合、
部下Aさんも
悩んでいると思います。

どうして、
同じミスをしてしまったり、
忘れてしまうのか、
挙句の果てに、何故か気分が悪くなられたり、

部下Aさんとしても、
どうしてなのか、
わからないのではないかと
思われます。

 

こういういったケースで
考えられるのが、

部下Aさんが
Bさん、Cさん、Dさんに
内心すごく怒っている

ということです。

 

怒っている相手の
気分を悪くしたいと
思うのは、

一つの人の願望として、
あると思います。

部下Aさんが自覚しているか
どうかはおいておいて。

 

嫌いな人に対しては、

やっつけたい
ぎゃふんと言わせたい、
困らせたい、
不快な気分をあじあわせたい、

そんな風に思うこと
あるかもしれません。

Aさんは、
自覚はしていなくても、
潜在意識にそんな願望が
あるとします。

 

と仮定すれば、

Aさんは、

上司を怒らせることで
上司の気分を悪くすることが
できていますし、

先輩の頼みごとを忘れることで、
先輩を困らせることが
できていますし、

同僚には原因不明の不快な気分を
感じさせることができている、

そんな捉え方になります。

ただ、Aさんも困っている
悩んでいる、
つらい気持ちを感じている

というのは、

紛れもない事実なので、

このケースの場合、

誰が悪いのか、
どこに問題があるのか、

という観点のお話は
カウンセリングの際には
必要ございません。

 

ただ、

潜在意識的に、
自覚的なところで、

こんなやり取りが
行われているのでは、

という見方をして、

Aさんが何を怒っているのか

というところを
意識するように
お話はお聞きします。

 

が、

私の経験上、
この受動攻撃性のパターンで
怒りの表現をされている方は、

怒りを自覚するところまで、
とても時間がかかるようです。

 

その点につきましては、
またおいおい書いていきたいと
思います。

 

読んでいて
全くピンとこなかった方も
多いかもしれません。

こちらも
心の知識、
考え方の一つとして、

心の片隅のどこかに、
置いていただければと思います。

まとめ

長くなりましたが、
以上が怒りの3パターンの説明になります。

普段、意識していないところなので、
ピンとこない方も多いと思いますが、

ことあるごとに
この3パターンの怒りのお話は
お伝えしていきたいと考えていますので、

少しつづでもいいので、
お伝えできればと思いっています。

ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。