うらましい気持ちの対処法

うらやましいと感じることはありませんか?

例えば

カップルが仲良く話していたり

楽しそうに雑談する姿を見たり

仲のよさそうな家族を見たり

そういう人を見るたびに
嫌な気持ちになることはありませんか?

このブログにご興味をお持ちいただきありがとうございます。

今回は
うらやましい感じが
長年積もりに積もって

嫌な感じ

を感じてしまう方へ向けて
記事を書きました。

最後までお付き合いいただければと思います。

うらやましいと感じて
感じる嫌な気持ち、

その気持ちは、

嫉妬

の感情を感じておられる可能性が高いです。

できれば
そんな感情を感じたくない

そのように思っておられる方へ向けて、

嫉妬してしまう気持ちを
どうすればいいか?

についての
一つの対処法をご紹介いたします。

嫉妬は無意識の働き

嫉妬してしまった時

その時、無意識で

こんなことが
行われていると
想像してみてください。

それは、
瞬間的に行われていることです。

うわっ

嫉妬してしまった

すごく嫌な気分

この嫌な気持ちを、なんとかしよう・・・

【無意識】

勝手に選択してしまってる

と想像してみてください。

【無意識】

というのは、

普段、意識していない
意識のことです。

知らない間にやっていること

例えば

食べたのもを消化するのも
心臓を動かすのも
眠っている間に疲れをとるのも

無意識の働きで
コントロールされています。

いつもの時間に目が覚める
気がつけば歯磨きをしている
いつもと同じようにご飯を食べている

ほぼ無意識的に
やっている行動もあるかと思います。

怒りや
悲しみ
怖い

といった
意識ではコントロールできない感情
もまた無意識の領域です。

意識と無意識の

比率は

意識3%
無意識97%

と言われています。

私たちの生活に
かなり大きな影響を
与えている

【無意識】

ですが、

さすが
無意識というだけあって、

普段、意識している人は
とても少ないのではないかと
思います。

なので、

無意識の働きを
知れば

よりよい方向に向かうことも
できる

それが
心理カウンセリングの
アプローチです。

無意識の選択肢は2つ

前置きが長くなりましたが、

嫉妬してしまった時

この嫌な気持ちを避けるため

無意識は

自動的に
ある選択をします。

選択肢は大きく2つ

と私は捉えています。

選択肢は

たった2つです。

選択肢その1ますます複雑で苦しくなる
選択肢その2気分を変える

まず、

「ますます複雑で苦しくなる」

についてご説明いたします。

ますます複雑で苦しくなる選択から、さらに2つの選択肢が

ますます複雑で苦しくなる選択からは
さらに2つの選択肢があります。

複雑で苦しくなる選択肢その1人を責める
複雑で苦しくなる選択肢その2自分を責める

 

まず、「人を責める」選択肢についてですが、

楽しそうにしている人を
攻撃する、憎しむ、呪う

「いつも目の前で楽しそうにしやがって
私に恨みでもあるの!!」

怒りのパターン

「あんなふわついた人生なんて
きっとろくでもない未来が待っているわ」

ダークストーリーを作るパターン

「どうやったらあの人たちがおかしいと
みんなにわかってもらえるだろう」

ネガティブな仲間を増やそうとするパターン

 

次に、「自分を責める」選択肢だと

嫉妬してしまった
私はなんて醜いんだ・・・

自己嫌悪に陥るパターン

嫉妬してはいけない
嫉妬してはいけない
嫉妬してはいけない

どうすれば嫉妬しなくなるのか
もっとがんばらないと・・・

自分に厳しいパターン

悔しい・・・
やっぱり私はダメだわ
あんな風になれないわ・・・

ますます自信をなくすパターン

などなど。

 

パターンを書き出すと
キリがないくらいたくさんあります。

何か一つでも
当てはまった人

ネガティブな気持ちになって
嫌だなと感じてしまう人

ますます複雑で苦しくなる選択

をしている
と捉えていただければと思います。

そんなことしていない!!

どうしてわざわざ苦しくなる方を選ばないといけないんだ!!

とお感じる方も
いらっしゃるかもしれません。

選択は

意識していない
【無意識】
勝手にしてしまっている

そのように捉えていただければと思います。

どうして無意識は、苦しい方を選ぶのか?

どうして苦しい方を選ぶのか?

ひとつの答えは

無意識が怖い

と感じているからです。

 

嫉妬をすると嫌な気分になります。

嫌な気分は取り除いて、
どうにかして
気分を落ち着かせたい。

そのように望まれる方は
多いのではないでしょうか?

嫌な気分の
原因が見つかると
気分が落ちつきます。

原因がわからず
嫌な気分になるのは

とても怖いです。

というのは、
次にまたいつ嫌な気持ちになるか
わからないですから。

 

何か原因が必要です。

結果
あの人のせいだ
もしくは、
私のせいだ

という
解釈をしてしまいます。

【投影】
とよばれる

無意識の
心の防衛機能が
働いて

本当の原因から
目をそらせようとした結果
とも言えます。

 

嫉妬してしまう
本当の原因は複雑です。

期待に応えられなかった自分への失望

他の何者かにならないといけないけど、そうはなれないあきらめの気持ち

やりたいことができなかった悲しさ

などなど、
人それぞれの深く感じ続けて
いらっしゃる感情があり、

さらにお話を聞いてくと
もっと深いお話がでてきます。

あまり、
原因追求をしてしまうと
深みにはまりますので
ほどほどがよいかと思います。

人や自分が悪いから

という捉え方は、
自体をますます複雑にしてしまう
傾向がありますので、

違う捉え方が必要だと
カウンセリングで私はお伝えしています。

 

人や自分が悪いと
捉えてしまう結果は、

より複雑で苦しい方向
知らず知らずのうちに
進んでしまいます。

結果的に、
苦しい方に進んでいます。

初めからわかっていて
苦しい方に進んでいるわけではない

ということは
ご理解いただければと思います。

 

苦しい方を選択してしまう
もう一つの理由としては、

嫉妬という
ネガティブな感情

よくない

隠さないといけない

わかってもらえない

という観念(強い思い込み)があることも
理由としてはありえます。

今まで感じたことを
伝える場所がないと
ますます【無意識的】
複雑な方向に進んでしまいます。

対処法を知らない

これもひとつの理由になるかと思います。

ここまでのお話を整理

長くなりましたので、
ここまでの話を整理します。

あなたが、
嫉妬

したとき

さらに

あなたの無意識は、
複雑で苦しくなる選択

をしていると想像してみてください。

 

気がつけば

人を責めているか
自分を責めているか

嫌な気分を

誰かのせいにするか
自分のせいにするか

そういった
雑で苦しくなる原因探しをしてしまって、

気持ちを落ち着けようとしてしまいます。

嫉妬の感情の対処法

無意識が苦しくなる選択をしてさらに事態を複雑にしていた

この感覚が、

腑に落ちると

対処がしやすくなります。

ああ、
そういえば、

いつもこんな風に考えていた
こんなことをしていたわ

この【気づき】

とても重要です。

もし

無意識が選択

をしているとしたら、

いままでとは違う選択

を意識的にすればいいという対処法があります。

ここは

選択の力が必要です。

ほんのわずかでもいいので、
変えようという
【意欲】が必要になります。

面倒です

嫌です

すぐにあきらめてしまいます

が、

続ければ
必ず
習慣化されます

嫉妬は
相変わらず
してしまうかもしれません。

でも、

嫉妬からくる
苦しい気持ちからは
解放されます。

 

では、

どうすればいいか?

ですが、

嫉妬したときの

選択肢は2つです

とお伝えしました

一つは

ますます複雑で苦しくなる選択

です。

自分を責める
人を責める

というパターンがあります。

もう一つの選択肢は

気分を変える選択

です。

どうやって気分を変えるのか?その1

気分を変えるには?

どうすればいいかですが、

まず

大前提なのですが、

嫉妬する

ことが悪いこと

だと思っていませんか?

私は

嫉妬してもいい

という前提で
お話をしています。

嫉妬してもいい?

どういうこと?

そんなんしたらあかんやん

なんでやねん!!

いろいろ
つっこみがあるかと
思いますが、

嫉妬がいきすぎて、

人を傷つけててしまったり、
悪いことをしてしまったり、

事件になるようなレベルのことは

確かに

やってはいけない

ことです。

が、

心の中で

もやっ

する程度の嫉妬なら

むしろ
人として当たり前の
感情を感じていて
素晴らしいじゃないですか

と私は言いたいです。

感情をうまく感じられなくて
苦しい思いをしている方も
いらっしゃいます

感情が感じられる

だけでも
わたしはすごいことだなと
思います。

まずは
感じた感情に素直になりましょう

どうやったら
感じてもいいと
思えるか

ですが、

嫉妬の背景にある
願望に寄り添ってみましょう

 

例えば

そんな風になりたいと思ってるから
嫉妬しているのであれば、

そんな風になりたいんだね

とか

あきらめの気持ちもあるんなら

なりたいんだけど
あきらめているんだね

誰かのせいで
なれなくなったが
でてくるのであれば

○○のせいで、
できなくなってしまったんだね

さらに、
ほんとうは
その○○のこと嫌いになりたくなかったのにね

などという
言葉がでてくると
気持ちはやわらぎます。

 

ここは一人では
難しいかもしれません。
練習が必要ですので、
ぜひカウンセリングのご利用が効果的です。

前提として

嫉妬してもいいんだ

と自分を許すことが
できると
気分はかなり変わります。

どうやって気分を変えるのか?その2

次のステップは

気分を意図的に変化させる

です。

方法はいろいろあります。

一つは

嫉妬はチャンス

そのように
捉えることもできます。

なぜか?

嫉妬するということは、

なりたい自分を知る

チャンスだからです。

もしくは、

自分を成長させるチャンス

という捉え方もあります。

この嫌な感情をを
どうやったら
どうでもいいと思えるか

この方法が見つかったら
一生使えます。

 

同じように
嫉妬で悩んでいる人に
伝えてあげることができます。

その人に感謝されて
嬉しくなれる可能性だってあるわけです。

最初は嫉妬でも

使い方次第では、

そういう
見方に変化させることも可能です。

 

もう一つの方法は、

嫉妬した回数に応じて

好きなものを買う

なんていう

嫉妬ポイント制度

というアイデアもありますが、
これは、面白そうだなと
思われた方におすすめします。

いろんな方法があるかと
思いますので、

ご自身にあった方法を
発見していただければと思います。

頭ではわかっていても・・・

嫉妬した時
どうすれば
気分が変わりそうですか?

方法が見つかっても
すぐには実践できない方が
たくさんいらっしゃいます。

よくみなさんがおっしゃるのは、

頭ではわかっていても・・・

の心理です。

その

頭ではわかっていても

の背景にあるのは

怖れ

です。

例えば、

嫉妬

にまつわる

ネガティブな感情

がある場合、
簡単に

嫉妬してもいい

と自分を許すのはとても難しいことになります。

嫉妬されてとても
つらい思いをした

とか

子供の頃から
理由はわからないけど
嫉妬はとても
怖い感情だと感じている

とか

深いレベルで、
ネガティブな感情
感じてしまう場合は、

じっくり
カウセリングで
お話をお聞きしたほうが
よいかと思います。

口にだして
伝えるだけでも
ネガティブな感情
は取り扱いやすくなります。

新しいことへの
チャレンジ
とても勇気のいることです

できることから
少しずつ
始められるといいと思います。

まとめ

今回のお話の
まとめです。

嫉妬をした時

無意識の
心の防衛機能が働いて、

知らず知らずの
うちに

人か自分を
責めてしまうことが多いです。

あの人たちのせいで

とか

嫉妬してしまうなんて
ダメな私

など

その選択は
ますます複雑で苦しい結果に
つながる選択と言えます。

 

嫉妬してもいい

自分を許すことで

選択の幅が広がります。

嫉妬する感情がでてきた時

自分にあったいろいろな対処法を
探してみることをおすすめします。

嫉妬はチャンスかも

という捉え方も一つ例として
書かせていただきました。

嫉妬している
ということは、

こんな風になれたらいいな
あんな風になりたいな

という気持ちも同時にあるということです。

ぜひ、その気持ちを大切にしてください

嫉妬をしたあと、

人を責めたり
自分を責めたりすると

ますます
自体が複雑になり

望んでいる状況から
遠ざかってしまいます。

だから、

まずは

あなたの気持ちを整える

そこを意識して、

嫉妬の感情に対処できると
いいですね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。