犠牲のパターン

「どうして私ばっかり、こんな大変なの!」
「時間があるなら手伝ってくれたらいいのに!」

 

職場や家族の中で、
一番のがんばり屋さんの方に
ぜひ読んでいただきたい記事です。

このブログをお読みいただき、ありがとうございます。

今回は「犠牲のパターン」
について書きたいと思います。

「犠牲のパターン」
に当てはまる方は
こんな方があてはまると思います。

職場なら、

他の人よりたくさんの仕事を抱えていたり

ただでさえ忙しいのに後輩や部下の
お世話をしなければいけなかったり

上司や先輩の頼みごとも断りきれなっかたり

お客さんの無理難題にいつも頭を悩ませていたり

家庭の中なら、

家事とパートで時間を使いはたし、
料理の献立を考えるだけでも大変なのに、
みんな当たり前のように食べるだけ食べて

まったく感謝がない!

と腹を立ててみたり、

男性なら、しんどい仕事をがんばってるけど、
嫁は不満があるみたいで、

俺はATMか!

と思ってみたり

共通していえる特徴としては

自分のやりたいことは後回し

誰かのためにやることは最初は好きだったけど、
だんだんその役割から抜け出せずつらくなってきている

周りに当たり前に思っているみたいで、
感謝されていない感じがする

やることはやっているけど嬉しくない

自分のための時間に使いたいけど、
今の行動を減らすと、いろいろ問題がある

など、

周りの人にとっては、
ありがたい役割をやっていますが、

自分は嬉しくない

という人生のパターンにはまっている場合、

これを私は

犠牲のパターン

と呼んでいます。

自分の喜びより
人の喜びを優先してしまう
傾向のある人

それはそれで
素晴らしいことではあるのですが、

この人生のパターンにはまっていると、
時間とともの消耗してしまい、

最終的には、

もうやりたくない!

と癇癪を起こしてしまったり、

もう無理・・・

と、どうしてもがんばれなくなって
しまったり、

職場なら

退職

夫婦関係なら

離婚

そんな結果になってしまう
傾向が強いようです。

早めに対処したほうが
いいと思います。

犠牲のパターンは

人の役に立つのが好き
助けられるより助けるのが好き
人の喜んでいる姿を見るのが好き

な人が陥りがちな人生のパターンです。

深い深層心理を見ていくと
子どものころ
同じように助けてくれた人がいた

というご経験のある方が
傾向として多いです。

例えば
お母さん。

子どものころの体験を
お聞きすると、
こんな風に思われていた方も
いらっしゃいました。

要約するとこんな感じです。

お母さんは私によくしてくれた、
でも、お母さんはいつもしんどそうだったな。

お母さんはいつも自分のこと
後回しにしていたな。

お母さんにいろいろしてもらえるのは
嬉しいし、愛されている感じがする。

これが人を愛するってことなのかな。

この方にとっては、

人を愛することと
自分がしんどいこと

がひとつのセットになっていました。

それが

愛し方

なんだと、お母さんから
学んだようでした。

誰かのために何かするのと、
自分がしんどくなること

がくっついていて、

誰かのために何かをするのと、
自分が嬉しいこと

がくっつかない感じです。

では、このパターンの方が
どうしていけばいいか?

ですが、

無意識で

誰かのために何かする

自分は喜べない

がくっついている感覚が、

なんとなく、
腑に落としていけると
いいなと思います。

言葉の表現は
さまざまだと思います。

誰かのために何かする

もっとやらないといけない気がする

とか

誰かのために何かする

これが当たり前

とか

誰かのために何かする

私なんてまだまだダメ

など、

誰かのために何かする

どんな感覚が
くっついているか。

誰かのために何かする

借金を返済している感じがする

など、

理屈では、
意味不明な言葉が
でてくるかもしれませんが、

それはとても
意味のある言葉

だと思いますので、

そういった言葉から、
深いところにある
心の声を話してみたり、

話したことを
ご自身で聞いて
どう感じるか?

そういったことを確認しながら、

無意識の

思い込みや観念

といったものを
見つけ出して、

少しずつ

誰かのために何かする

自分も喜んでいい

という

方向に変化していくと
よいなと思います。

人のためにもがんばれるし、
自分も嬉しい

という好循環が
生まれてくると思います。

ここまでお読みくださりありがとうございました。