【心理カウンセリングの効果】心の支えになる

ブログをお読みいただきありがとうございます。

心理カウンセラー 成田 幸治です。

心理カウンセリングを受けるとどうなるのか?

「カウンセリングの効果」

について書いています。

たくさん効果はあります。

そのうちの一つ、

心の支えになる

について
今回は、書いていきたいと思います。

カウンセリングでの嬉しい話

先日カウンセリングで
お話を聞いている時に、
少し嬉しい瞬間がありました。

それは、こんな内容でした。

「電車の中とかで、
不安なことを考えていると、
急に感情がわーっとなりそうになるけど、
成田さんや他の応援してくれる人のことや
言ってくれた言葉を思い出して、
なんとか立ち直れた」

ということを
ご相談者の方から、
伝えてもらいました。

とても気遣いの上手な方ですので、
私の名前も入れてくださったのだと
思いますが、

そのことを伝えてもらえると
私は嬉しく感じました。

私の「誰もわかってくれない」体験

私自身も、経験があります。

私は、

誰もわかってくれない

という観念を強くもっていました。

みんなの期待通りに
頑張っている時は認めてくれるけど、

いざ、私のやりたいことを
やろうとすると
みんなが遠ざかっていく。

そんなイメージが
心の中にとても強くありました。

実際に、
カウンセリングをやり始めた時、

私は
カウンセリングを共に学ぶ
お友達に声をかけました。

一緒にカウンセラーとしての勉強会をやろう。
いついつに集まろうと。

でも、
みんなを誘っても
みんなに断られるという経験がありました。

事実は

みんな都合があったり、
調子が悪かったり、
「来たい」という気持ちがありながらも、
断ざるを得なかった

ということだったのは、
後々わかるわけなんですが、

断られた時は、
はやりショックでした。

やっぱり私はみんなが期待している通りに
行動しないとダメなんじゃないか!!

誰も僕がやりたいことを
わかってくれないし、認めてくれない。

口では応援していると言いながらも、
実際に行動を起こしてくれないじゃないか!!

と怒りを感じてしまったこと
がありました。

その日は眠れませんでした。

頭ではわかっていました。
みんなそれぞれ事情があるのだろう。
みんながみんな都合よく集まれるものではない
ということが。

でも、頭でいくら理解しようとしても
感情は感じ続けます。

わかってもらえない
さみしさが怒りに変わり、
みんなを悪く思う自分がそこにいました。

応援してくれている
みんなに怒りを感じてしまったことで、

とても申し訳ないことを
してしまった感じもありました。

どんどん自分が孤立していく
感じがありました。

そして心の中で出てくる言葉が

やっぱり誰もわかってくれない

でした。

カウンセリングが役に立った瞬間

その時ふと、
いつもお世話になっている
カウンセラーさんの顔がでてきました。

もし
あのカウンセラーさんだったら、
なんて言ってくれるだろうか?

私にとっては
私の心を初めてちゃんと見てくれた
恩人です。

なんとなくですが、
その時ふと、

あのカウンセラーさんなら、
認めてくれるだろうな

と思える自分がいました。

例外は一人いれば十分でした。

やっぱり誰もわかってくれない

という観念が

わかってくれる人がいるかも

に書き換わる瞬間が
ありました。

わずかながらでも、
安心感を感じた私は、
その後すぐに眠ることができました。

事実を確認してみると

後日、
気持ちを取り直して、

私の誘いを断った人たちと
会話しました。

どうして来てくれなかったんですか?
やっぱり僕はあなたの期待通りでないと
ダメなんですか?

という怒りの感覚をもって会話してしまうと、

関係が複雑になります。

それを明らかな言葉にしようとも、
しなくとも、

怒りの感覚があるだけで、
相手には伝わってしまいます。

やっぱり誰もわかってくれない

という観念があるままだと、

怒りの感覚はどうしても
言葉の端々にでてしまいます。

私は、

わかってくれる人がいるかも

という観念に
「その時は」書き換えていましたので、
穏やかに話すことができました。

 

※「その時は」と書いたのは、
意識しないとまた、

やっぱり誰もわかってくれない

がでてしまうからです。

こういった観念は
習慣になっているので、
気がついた時に
何度も書き換える必要があるもののようです。

 

わかってくれる人がいるかも

という意識で話をすると、

事実が見えて来ました。

ある人は予定があって来れなかっただけ、

ある人はメンタル的な調子が悪くて、
そういうお誘いは断ろうと思っただけ、

など、

ちゃんと話を聞けば、
納得のいく理由でした。

みんな私のことは
わかってくれていました。

どうして「わかってもらえない」を変えられたのか

ただ私が、

やっぱり誰もわかってくれない

と思い込んでいただけだと
この体験を通して知ることができました。

わかってくれる人がいるかも

という観念に書き換える
ことができたのは、

私の本当にわかってもらえたと感じれた体験

がきっかけになりました。

それはカウンセリング中に感じたことです。

そして、カウンセリングが終わって、
何ヶ月も経った後の、

日常生活

で苦しい時、
その体験を思い出すことで
観念を書き換えることができました。

まとめ

問題はひとりの時に深刻化していきます。

目の前に人がいても

人はひとりぼっち感、
孤独感を感じれます。

逆に、

一人でいても、
心のつながりの体験があれば、
ひとりぼっち感は感じないことがあります。

またあそこに行けば、
ひとりぼっちではなくなる、

あの場所に行ける、

そこでこの体験の話をしよう、

そう思える場所と時間があるかどうかで、

苦しい時の対処法が見つかります。

今は一人だけど、大丈夫。
わかってくれる人がいる。
話せる場所がある。

そのように思えるようになったことは

私はカウンセリングを受けてよかった
と思えることの一つです。

そして、

ひとりでも多くの人に
そう思ってもらえるような
場所と時間をつくるため
私はカウンセリングを続けています。

心理カウンセリングは、
カウンセリングの時間に会話をして
終わりというものではございません。

カウンセラーの言葉が
心の支えになることがありますし、

カウンセラーの言葉が、
その時は理解できなくても、
何ヶ月か経った後で
腑に落ちることもありますし、

なにより、
こころの不調で苦しい時
つらい時に、

応援してくれる人がいる
わかってくれる人がいる
話を聞いてくれる場所がある

という思えることは

心の支えになる

と、
私は自分自身の体験からと、
ご相談者の方のお話から、
確信しております。

一人で悩みを抱えておられる方

誰もわかってくれないと
感じれおられる方

悩みの相談できる場所がほしい
と望んでおられる方

にこそ、
ぜひ心理カウンセリングを
受けていただきたいです。

ご興味のある方は、
カウンセリングのご利用はいかがでしょうか?

ここまでお読みいただきありがとうございました。