自己肯定感が低い私が悪循環から抜け出せたひとつの体験

ブログをお読みいただきありがとうございます。

心理カウンセラー 成田 幸治です。

ありがたいことに、
今となっては
気分良くすごせる日が増えてきました。

私なりにですが、
不安と絶望を感じる
日々がありました。

どうして、
楽になれる日が増えたのか
落ち込んでも回復が早くなったのか、

私なりに
私の過去を振り返ってみました。

もちろん、
お世話になった
恩人カウンセラーさんの
存在は大きいです。

でも、
その恩人カウンセラーさん
一人だけではありませんでした。

いろんな方に
助けていただきました。

いろんな
私なりの心の癒し体験が
ありますが、

この記事では、

月に一回の友人との集まり

が私の心の癒しになった
体験を書きたいと思います。

 

月に一回の集まりがある、でも参加したくない

私は、18年続けた
SEの仕事をいったん辞めました。

会社員を辞めた私は、
無職になりました。

無職になった私は、
社会とのつながりを失い、
無価値感と、無力感を感じる
日々を送っていました。

私には、
妻と娘がいます。

どうやって生活費を稼ごうか、
悩み続けました。

でも、答えは見つかりません。

前職が私にとっては
精神的に厳しすぎたので、

もう会社員に戻れない・・・

私はそのように感じていました。
半年間ほど、
大阪の街をさまよい歩きました。

どん底の気分でした。
社会的に価値のない自分を
責め続けていたように思います。

こんな私でしたが、
ありがたいことに

「月に1回」

定期的に友人たちと
話をする会がありました。

それは、
4人で、
お互いの近況や
これからどうしたいかに
ついて話す会でした。

会社をやめた直後は、
普通に参加できていた会でしたが、
会社をやめて
半年くらい経った
その日も会がありました。

何の成果もだしていない私は

「参加したくない・・・」

キャンセルしようか、
どうか本気で迷いました。

なぜなら、

「私なんかと話をしても・・・」

そんな心境だったからです。

「・・・」
に当てはまる言葉は
たくさんあります。

例えば、

私なんかと話をしても、
なんのメリットもないだろう・・・

私なんかと話をしても、
面白くもないし、
気分が落ちてしまうだけでは?

私なんかと話をしても、
意味があるんだろうか・・・

気分が落ちている時には、
そんなことを
たくさん考えてしまいます。

これは、

自己肯定感の低い状態

です。

私には価値がない
だから、だれとも会いたくない

そんな心境だったと思います。

社会人として、
ドロップアウトしてしまった
私には価値がない

その時、私は本気で
そう思い込んでいたように思います。

迷いながらの参加、そして気づいたこと

でも、

友人たちは
そんな私でも、
いままでと同じように
接してくれました。

2〜3時間くらいの
お互いの近況に
ついて話す会でした。

否定もダメ出しもない、
穏やかな会でした。

みんなお互いがんばってるねー
うん、うん。

そんな雰囲気の会でした。

会の最初は、
しんどいからキャンセル
しようか
どうか迷うくらいの
最悪な気分でした。

でも、話終わった後、
どういうわけか
気分が楽になっている自分に気づきました。

心の中に
じわっと暖かい感覚が
感じられました。

どうやら私は、

安心感

を感じているようでした。

こんな私でも
受け入れてもらえた

安心感

のように思えます。

そして、その時、
私は改めて気づきました。

人とのつながりが心を癒す

ということに。

実は過去に何度か、

この気づきはありましたが、
忘れてしまっていました。

気分が落ちてくると、
この感覚はどこか遠くへ
いってしまうようです。

日常生活の
何気ない場面で、
この感覚が
呼び戻せると、

とても楽になりやすい

私はそのように感じました。

自分の視点、友人の視点

安心感を感じた私は、

自分でつくった
こうでなければいけないという自分像で

自分を責め続けていた
ことにも気づきました。

それは、
男性にありがちな、

稼げない男に価値はない

という感覚です。

ありがたいことに、
友人たちは

これっぽっちも
そんな目で
私をみてはいませんでした。

友人たちは
私には価値がある
そう伝えてくれました。

まとめ

その体験が
大きなきっかけになりました。

この日をきっかけに、
私は自分自身を
楽にするための
行動を積極的に取り始めました。

心が元気になった私は、

心理学の勉強もし直し、
友人たちとの集まりの場所も
たくさん作れるようになりました。

たまたま

予定していた、

「月に一回の集まり」

があったので、
私は元気になれました。

気分の落ちている時は、
自分から、
誰かに連絡しようとは
思いにくいと思います。

なぜなら、

私なんて・・・

という大前提がありますから。

一人の世界から
抜け出すには、

誰かの助けが必要です。

でも、

そんな人は、どこにいるのか?

どうすれば、話せるのか?

どこに相談すればいいのか?

長年
一人で悩みを抱えてきた私は、

その答えは、
とても
難しいこと

だと感じています。

だからこそ、

一人で悩みを抱えている人が
安心して話せる場所をつくりたい

私はそのように
強く思い続けています。

「月に一回の集まり」

心を元気にする
きっかけになることもあります。

この体験を元にした
セミナーも
これから開いていきたいと
思いますので、

もしご興味があれば
ご参加いただければと思います。

ここまで、お読みいただきありがとうございました。