本を読むだけでは不安は解消しない理由

ブログをお読みいただきありがとうございます。

心理カウンセラー 成田 幸治です。

不安な気持ちをなんとかしたい!!

そのための方法を
あれこれ考えます。

私の場合は、
仕事とお金さえあれば
という発想でした。

新しい仕事の
勉強をするため
土日を使ってがんばりましたが、
思うように行動できず
悩み続けました。

将来ずっと
一人ぼっちかも

の不安であれば
理想のパートナーを
探す方法を調べるのかもしれません。

人それぞれ
考える対処法は異なりますが、

根本は

不安をなくしたい!!

という欲求から
いろいろ対処法を考えるのでは
ないでしょうか?

対処法がわからない場合どうしますか?

対処法がわからない場合

本を読んだり、
インターネットで調べたり、
セミナーに参加したり、

情報を集める方もいらっしゃるかと思います。

その場合、

思考・行動・感情

のうち、

【思考】の部分が
新しい情報で
満たされてくる感じかもしれません。

セミナーに参加したり、
本を読んだ後とかは、

なんかいい気分になって

これで、解決したかも?

と思ったりしますが、

1週間も経てば、
いつもの自分のまま

何も変化していない

というご経験はございませんか?

なぜ何も変化しないのか?

【思考】しか変化していないから

です。

やはり

思考・行動・感情

の3つバランスが大切です。

こちらの記事もご参考
いただければと思います。

不安解消には○○を3つに分けると対処しやすいです

行動・感情

も一緒に変化することで、

はじめて
本で得た知識は、
自分のものになると
私は考えています。

じゃ、行動すればいいのか?

私は仕事の問題であれこれ
チャレンジしました。

多いのは

目標設定系

のセミナーや本でした。

最初にがんばったのは

毎日先生の音声CDを聞きながら
半年後のゴールを先に書いて
毎日日記を書こう

という内容のものでした。

【行動】は頑張りましたが、

【感情】のケア

ができていませんでしたので、

5ヶ月目くらいに

ものすごく挫折して、
ひどく落ち込みました、

その時は
誰にも相談せず(できず?)

一人でコツコツやっていました。

誰にも迷惑をかけたく
なかったのと、

誰も助けてくれないだろう

という思い込みも
強くありました。

その思い込みの背景には、

過去に誰も助けてくれなかった

と強く感じている
さみしい思い出がありました。
(ここに気づくには、その後10年くらいかかりました。)

じゃ、どうすればいいのか?

【思考】ばかりになるのではなく、

がむしゃらに【行動】するだけでなく、

【感情】のケア

もしながら、

望んでいる状態に
近づくのがベストです。

【感情】のケアって何?

大切なのは、

今、何を感じているか?

です。

これは、案外難しいものです。

例えば

本を読みながら
なんか
しんどいなと感じた時、

今、何を感じているか?

この答えがすぐにでてくるように
なるとすごいです。

私は、

不安を感じながら本を読んでいたことに
ずっと気づいていませんでした。

詳しくはこちらの記事で。

本を読むのは「不安」と向き合う作業!?

【感情】のケアには、

安心して感情を感じれる場所

が大切です。

安心して感情を感じるには
ひとりでは難しいです。

これは私が
30年くらいかけて、
たどり着いた答えです。

もう一人で抱え込まないで、
安心できる誰かに話してみませんか?

私は、
自分自身の感情と向き合いつつ、
相手の感情も一緒に感じる
トレーニングを積んでいますので、

まず、話やすいですし、
ご相談者の方と、
一緒に感情を感じるお手伝いが
できるようになりました。

【感情】はきちんと感じれば
ケアができます。

ああ、こう感じている、
今はこんな気分、

その気持ちを自分自身で
受け入れる。

【感情】にいい感情も悪い感情もありません。

ただ、ご自身の感じている
【感情】をそのまま感じる。

確かに
ネガティブな感情の場合
感じてる瞬間は
苦しいかもしれません。

きちんと今、感じている感情を
感じることができると
回復が早くなります。

しかしながら、
この方法は、
慣れないうちにうちに、
ひとりで取り組むことは
おすすめしません。

私は、
感情を受け入れてくれる
カウンセラーさんがいたので、
これができるようになりました。

この
【感情】のケア
ができるようになると

【行動】もしやすくなりますし、

【思考】でひらめいた
新しいアイデアも
試せる自分になれますので、

【感情】のケア

を私はおすすめしています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。