飲み会で感じた孤独感

※写真は飲み会の締めのお寿司です。すごく美味しかったです。

ブログをお読みいただきありがとうございます。

心理カウンセラー 成田 幸治です。

一人でいるのもあれなので、
人のいる場所に行きたい。

30代前半くらいの私は、
イベントを探しては、
人のいる場所に行って、
結果的に孤独を感じる。

私は、そんなパターンを
繰り返していました。

40代になった私は、
カウンセリングを
受けるようになって、

自分の感情が客観的に
見れるようになり、
また、感情の対処法も学びました。

そのおかげで、
今ではずいぶん、
孤独を感じにくくなりました。

先日、とあるセミナーの先生主催の
懇親会に参加してきました。

私を含め8人ぐらいの
こじんまりした会でした。

先生のことは知っていますが、
あとの6人くらいは

知らない人たち

ばかりです。

私は、ものすごく人見知りするタイプです。

とはいっても、
挨拶くらいはちゃんとしよう、

会場につくと、
先に4人くらいの人がいたので、
思い切って
自分の中では大きめの声で、
挨拶しました。

「こんばんはー」

しらー・・・

無反応でした。

なんていうことでしょう、
気持ちはその時点で
折れそうになりました。

それから
席について、

開始を待つ状態になったのですが、
他の人たちは
会話をしていて、

私はひとり
ポツンとしています。

どうしてこんなところに来てしまったのか・・・

席についてわずか5分。
帰りたくなる私がいました・・・

その後も、
乾杯の挨拶が終わって、
飲み会は開始しましたが、

話に入れない私がいます・・・

モヤモヤと
嫌な感覚が湧いてくるのを感じました。

でも、
すぐに気がつきました。

これが

私のパターン

だということに。

中学や高校のころ
学校で一人で過ごしていた
時期を思い出しました。

あの頃は
感情を抑えつけていたので
感じれませんでしたが、

今は意識すれば、すぐに

今感じていること

を感じれるようになりました。

あ、そうか。
怖いんだ。

まず、周りの人に
どう見られているか
怖いですし、

昔の経験も
思い出します。
「お前、何か話せよ!」
仕事場のお客さんに怒られた
経験もありました。
(今ではなんとなくわかりますが、そのお客さんも黙っている私が怖かったんでしょうね)

また、本能的に
人は一人になると
恐怖を感じる習性がある
という話も聞いたことがあります。

いろいろな
怖さがあったようです。

その根本原因は
この場では、
それほど重要ではありません。

まずは、これ以上
モヤモヤを膨らませないための
対処が必要です。

自分の感情に気がつくと、
対処ができるようになります。

私はすぐに、

確かに怖いね、
うんうん、怖い。

自分の感情を受け入れました。

少し気持ちが楽になりました。

次に、私は深呼吸しました。

こういう時は
ゆっくりと呼吸をすると
リラックスができるようになります。

呼吸に意識を向け、
なんとなくですが、
この場の雰囲気に合わせるように
意識しました。

平常心を取り戻していきます。

ネガティブな印象だと
声はかけずらいものかもしれません。

平常心を取り戻すと、
セミナーの先生が声をかけてくれました。

「どこから来てるんでしたっけ?」

みたいな質問です。

私は、
これはチャンスだとばかり、
明るく答えることができました。

それをきっかけに、
輪の中に入ることができ、

最後は、会の人たちとも仲良くなり、
その場を楽しむことができました。

過去何度も、
同じパターンがありました。

飲み会にいっても、
ほとんど誰とも会話できず、

何しに来たんだろう・・・

と思いながら帰るパターン。

今回は、そうならずに
むしろ楽しめたのは、

パターンを変える
意識ができたことが
大きかったと
自己分析しています。

パターンを変えるためにしたことは、

自分の怖いという感情に気づくこと

その感情にすぐに対処したこと

です。

そのおかげで、
ネガティブな近寄りがたい
雰囲気がなくなって、

周りの人たちも
近寄りやすくなったし、

私も楽しみやすくなった、

のではないかと思います。

飲み会とか、
人のたくさん集まる場所で、

どうしても
孤立してしまう方、

その会場で、
いきなり

今、何を感じているだろう?

と感情を感じるのは
とても難しいことのように感じます。

感じれたとしても、
その感情の対処法を知らないと、

もっともっと
ネガティブな感情は強くなり、

ますます
よくない状況になりかねません。

カウンセリングを受けることで、
感情を感じる練習ができるようになります。

カウンセリング中は

その時、何を感じていたの?
そして今、何を感じているの?

そこにフォーカスをあてて
話をするようにしています。

安心して話せる時間だから、
感情は感じやすいです。

普段の日常会話にはない会話です。

そして、

感情をどう取り扱えばいいかの
ご説明もさせていただいています。

対処法も繰り返し
練習することで、
身についてきますので、

ある程度
できるようになれば

カウンセリング中でなくても
対処しやすくなり

日常生活のネガティブな悪循環

から立ち直りやすくなる

という効果があります。

学校でも

感情の対処法

などという授業があればいいなと思うくらい

感情の対処法は、
日常生活に役に立つ
知識だと私は感じています。

このことを
あまり教えてくれる場所がないこと、
練習する機会がないこと、

この点が

感情の対処法を身につけることを
難しくしているように感じています。

カウンセリングを受けていただければ、
感情の知識が身につき、
対処法の練習の場になりますので、

ご興味のある方はぜひ
心理カウンセリングの体験をしてみるの
はいかがでしょうか?

ここまでお読みいただきありがとうございました。